バイコヌール
(c)By Юрий Данилевский - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5206124
・歴史と発生理由
バイコヌールは租借地であるが、実権はロシア連邦のオジンツォボ市が握っているため、カザフスタンの主権は及んでいないと判断し、ここではロシア領の飛び地として定義する。1961年にソビエト連邦が宇宙基地開発のため建設した街である。1969年には正式名としてレーニスクと呼ばれグラスノスチが行われるまでは名前すら誰も知らない閉鎖都市であった。ソ連崩壊後1994年に租借契約をし、年間1億1500万USドルの契約で町全体を主権ごと借り上げた。これらの契約は2050年まで続き契約延長しない限りはこの年で飛び地は消滅予定だ。借り上げている土地は東西90km、南北85kmの楕円形である。
・国境警備と生活・様子
検問があり許可がないものは立ち入りできない。通貨はカザフスタンのテンゲではなくロシアルーブルが用いられている。娯楽施設もあり、基地職員とその家族の町として機能している。
・参考文献
https://www.mk.ru/social/2016/12/20/samym-bezopasnym-gorodom-podmoskovya-okazalsya-baykonur-v-kazakhstane.html