デケリア発電所とEAC難民居住地
南部にある2つの飛び地がデケリア発電所とEAC難民居住地
引用:https://web.archive.org/web/20181009144017/http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/middleeast/dhekelia02.jpg
デケリア発電所(ギリシャ語:Ηλεκτροπαραγωγός Σταθμός Δεκέλειας)とEAC難民居住地(ギリシャ語:Συνοικισμός ΑΗΚ 音訳:Synikismos AIK)は、イギリスの主権基地領域デケリア内にあるキプロス共和国ラルカナ地域の飛び地である。2つの飛び地は道路で隔てられており、最短の場所では約20メートルしか離れていない。
・発生理由について
デケリア発電所における飛び地の発生原因は条約5476号の「キプロス共和国の建国に関する条約(ロンドン=チューリッヒ協定)」でアクロティリとデケリアが英軍基地を設置するためイギリスの主権が及ぶ領域として残された影響により、1960年に人工的に作られた飛び地である。
EAC難民居住地における飛び地の発生原因は1974年のトルコのキプロス侵攻により急な定住地確保が求められるようになりデケリア地域の一部を貸し出したのが始まりで現在は飛び地として扱われている。1974年に人工的に作られた飛び地である。
・国境警備と生活、様子
キプロス共和国と両領域は条約に基づき国境警備やイミグレーションなどは行われてはいない(BREXITの影響は当領域に関する議定書が例外で定められていたためなかった。)。通貨はデケリアと同じくユーロを使う。人口は700人くらいが住んでいる。
・参考文献
http://www.uniset.ca/microstates2/cy_paper_31335.pdf
http://www.geosite.jankrogh.com/enklaver/cyprus/dhekelia_settlement_ahk.htm